三つとは?/ ディック
[ 92] 三つ目がとおる - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E3%81%A4%E7%9B%AE%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%8A%E3%82%8B
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1965年の“W3事件”以来、週刊少年マガジン及び講談社と関係が絶たれていた手塚治虫が久しぶりに『週刊少年マガジン』に登場。松本清張の『火の路』に触発されて生まれた本作は、1970年代の超能力、超古代文明を含むオカルトブームを手塚流に昇華し人気作品となった。 1974年に月1回の読切として掲載されたが、読者から好評を得たのを受けて翌年から毎週連載となった。当時、少年漫画誌での人気が低迷していた手塚治虫が復活を遂げたのは、本作と『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)連載の『ブラック・ジャック』によるもの、と位置付けられている。1977年に『ブラック・ジャック』と本作により手塚は第1回講談社漫画賞を受賞。同年には、講談社から全300巻の『手塚治虫漫画全集』が刊行開始されるなど、手塚と講談社の関係は修復された。 本作は過去に2度アニメ化されている。1作目は『24時間テレビ』における長編アニメで、手塚治虫はシノプシスのみ手がけた。2作目は手塚治虫の死後、テレビ東京系列ほかにて放送された(詳細は下記による)。 古代の人類「三つ目族」の末裔で自称「悪魔のプリンス」写楽保介(しゃらくほうすけ)が、親友の和登千代子(わとちよこ)と共に、様々な事件を解決(自分で起こすことも)していく伝奇SF漫画。超古代文明など1970年代のオカルトブームが反映されている。 ストーリーの魅力として、現存する遺跡の謎を手塚治虫独自の発想にて写楽に謎解きをさせていくというところがある。例えば、酒船石は、現在では庭園の水を分配するものと考えられているが、薬を作った物と考察するなど結構真面目な側面を持った展開も登場する。 物語にはしばしば三つ目族の古代遺跡や遺物が登場する。すでに失われた文明が残した謎の遺跡に写楽が挑み、その全貌を解明する。難解な古代文字を解読し、自作のマシンで写楽が活躍する様は痛快無比。アリゾナ・イースター島・メキシコなど舞台は世界へと広がる。 サイドストーリーとして写楽が通う中学での学園ドラマもあり、幼稚でいつも皆にいじめられる写楽が三つ目になって反撃する様は、同年代に『週刊少年チャンピオン』で連載されていた『魔太郎がくる!!』(原作:藤子不二雄A(安孫子素雄))に通じるものがあった。学校に登場した教師や生徒が写楽のライバルとなり、後に大きな事件へと発展することもしばしば。 本編の主人公。額に眼球のような感覚器官を戴く三つ目族の最後の生き残り。名前の由来はシャーロック・ホームズから、また造形はルーニー・テューンズのエルマー・ファッドからとっていることを全集の後書きで手塚本人が書いている。 写楽の親友で、三つ目の写楽が心を許す数少ない人物。作中で「わとさん」と呼ばれるように名前はシャーロック・ホームズのジョン・H・ワトスンから。 写楽の養父で医師。写楽には普通の男の子として生活して欲しいと願っている。三つ目の写楽も犬持を父親として認めている様子。 大学の考古学教授。犬持の親友で、古代文明の研究をしている。考古学資料のためには金も命も惜しまない子供のような性格。そのため写楽を使い度々事件を起こす。 ベートーベン似の刑事。なぜか写楽がらみの事件をよく担当する。なかなかのキレ者だと思うのだが、ほとんどヘタレ扱い。自称「捜査界の学聖」(楽聖のもじり)。但しバイオリンは弾けない。 写楽が住み込みで働いている中華料理屋「来々軒(らいらいけん)」の店長。江戸っ子風の熱血漢で自称「バカ田大学出」だが、意外と機転が利く一面を持つ。 他の手塚作品にも見られるように、本作も単行本化に際して加筆・改編が行われている。特に連載前半における修正が多く、掲載時には切れ目の無い一連のストーリーとして書かれていたものが、単行本では1冊ないし2冊に収まるようにまとめられた。また当初は単行本に収められなかった短編も複数あった。 『手塚治虫漫画全集』の刊行に当たっては、当時6巻まで発売されていた講談社コミックス (KC) 版を打ち切りにし、その続きから優先して全集に収録されることになった。このため全集への収録順序は連載時の順序と大きく異なるものとなった。この混乱は『講談社コミックスペシャル (KCSP)』 以降の版では修正されている。 2007年4月からスタートした「手塚治虫オンデマンドマガジン」サービスでは、単行本未収録話を含む全エピソードの中から自分で選んで単行本化することができるようになった。 『悪魔島のプリンス 三つ目がとおる』と題された本作は、1985年8月に日本テレビの『24時間テレビ』内で放送された。ストーリーは原作のイースター島航海編をベースにしており、手塚治虫のシノプシスに基づいて東映動画(現:東映アニメーション)が製作した。 テレビ東京系列で1990年10月18日から1991年9月26日まで放送された、原作をベースとした手塚プロダクション制作の連続アニメーションシリーズ。全48話。ラストは原作と異なり、原作はモア編で終わるが、アニメではモア編の後パワーアップした怪植物スーパーボルボックとの対決で終わる。 絵コンテ/演出:うえだひでひと、横山広行、五月女有作、広嶋秀樹、望月敬一郎、生頼昭憲、石山タカ明、藤みねお、松見真一、他 |
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